第11回きらりアート展 2021

20th February — 29th March


2020年度第11回展《一般の部》 

公募障がい者アート作品展 入賞作品選抜

「きらりアート展」は福井県在住の障がい者や特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
≪一般の部≫と≪児童の部 *中学生以下の学童≫の2部門があります。
審査会を経て、毎年秋にパレア若狭ギャラリーで展覧会を開催して入賞作品はじめ応募全作品を展示します。2019年、前回は≪第10回記念展≫でした。
今回の≪第11回展≫は、コロナ禍の中でも例年の8割の応募を得て、2部門合わせ、36点の魅力ある作品が受賞しました。その中の23点の≪一般の部≫の入賞作品を当美術館で展示、紹介いたします。
純真でハートフルな表現をお楽しみ下さい。

文化庁委託事業「令和2年度障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)」

きらりアート展

ビッグ・バン  柴山信宏

コビット19 藤原 孝

華育  渡辺憲一



第6回 アール ブリュット展ふくい

29th January — 1st February 熊川宿若狭美術館

アール・ブリュット展ふくいは、県内の知的障がいのある方たちを中心とした素晴らしい作品を募集し、その唯一無二の芸術性を社会全体で共有することを目的としています。

県内の知的に障がいのある方々を中心に創作された絵画・書道・写真・オブジェなどを募集し、今年も「第6回アール・ブリュット展ふくい」が開催されることになりました。
今年はコロナの影響で募集作品も140点と例年よりも少なくなりましたが、どれも力作で皆さんのエネルギーが伝わってくる作品ばかりです。

一つ一つの作品と対峙し、作者の完成に思いを馳せながら、障がいの有無にかかわらず誰もが生き生きと安心して暮らせる共生社会を思い描く時間をお過ごしいただければ幸いです。


絵画の部大賞  作品名 金魚  作成者 あいの里適所部
書道の部大賞  作品名 光輝(きらめき)  作成者 大清水俊
写真の部大賞  作品名 美しい芝桜  作成者 松明俊平


作品名 器、うけ皿、丼   作者名 平田優作
作品名 日産ステージア風   作者名 岡本彗人


いのちかがやく 子ども美術展

全国の30園が、子どもたちが描いた絵や遊び=造形活動の写真を持ち寄って研修会を開催し、その中で話題となった1歳~6歳までの子どもの絵と遊び=造形活動の写真を展示します。
今年は、コロナ禍で休園もありたいへんな中で、保育者の共感と励ましを受け、子ども自らが生み出した今年4月以降に制作された絵です。子どもたちの心と育ちを語る自由画を年齢順に展示すると共に、自由画の多様性を示す4分類別展示、描き進める制作プロセスを展示します。
あわせて、確かな育ちを示す自由画を生み出すためには、自然に抱かれて、自然素材との遊び=造形活動等の豊かな体験が求められます。生き生きと遊び=造形活動に取り組む姿、そして、生み出された造形作品を写真で展示します。
子どもたちの独自の世界を十分にお楽しみください。

出展園

岡保こども園福井市
大野市立保育園・・・あかね / 荒島 / 和泉 / 阪谷大野市
若狭町立保育園・・・三宅 / とばっ子 / ののはな / わかば / 中央 / 気山 / みそみ若狭町
大中保育園郡上市
済生会松山乳児保育園松山市
ひまわり保育園徳島市
諭田ひまわり保育園徳島市
藍住ひまわり保育園藍住町
杉並ひまわり保育園杉並区
光輪保育園熊本市
大矢野あゆみこども園上天草市
もぐし海のこども園天草市
小宮地保育園天草市
緑川保育園宇土市
稲光園山鹿市
かもと乳児保育園山鹿市
大野保育園玉名市
べっぷ里山こども園枕崎市
まくらざき保育園枕崎市
おののもりこども園南九州市
平尾保育園長島町

長谷光城 展

― 箱体 シリーズ2 ー

2020年10月30日~12月7日  

開催日 金・土・日・月&祝日 10:00~16:00

箱体シリーズ 2

嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ー(パレア若狭 ギャラリー)では、色彩溢れる社会の中で非日常化した黒、そして白の世界に対峙していただくことを願って監修に当たりました。その関連の中で私の個展を開催させていただきました。
 
今回のコロナ禍は、私たちの今日までの歩みを問い、負の側面を顕在化させています。コロナ禍以後、私たちは、より明日に開かれる社会を生み出すことができるのでしょうか、はたまた、退行現象を生じさせてしまうのでしょうか。

私たちは、今、コロナ禍への恐怖とともに、不安感情を幾重にも増幅させています。今回の個展は、静かに今を問い、過去に取り組んだ人間や社会を意識した〈箱体シリーズ〉をもとに、2016年から取り組み、コロナ禍の中で集中的に制作した〈箱体シリーズ2〉の作品を展示いたします。

展示した作品は、現代社会をゼロから見つめ直す位置から制作した、立体ではなく平面でもない、そして、多くを語らない白色の箱作品です。嶺南ゆかりの美術作家展―白と黒の世界ーとあわせ、ご来場をいただくことを願っています。

長谷光城


箱体シリーズ 2

≪ 略歴 Nagatani Mitsushiro ≫

1943   9月16日 旧満州牡丹江に生まれる
1966多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 斎藤義重に師事。
1968北美文化協会に所属、各種北美展に出品。第5回北美大賞受賞。
1978第1回北九州絵画ビエンナーレ北陽会賞受賞。
1982現代の造形(ソウル現代美術展、京都市美術館等)に出品。
1983第16回現代日本美術展大賞受賞。
1992福井県立美術館企画「福井の美術 vol3〈長谷光城〉」展。
2017金津制作の森企画アートドキュメント「長谷光城ーはざまー」展。
2018福井県立美術館40周年記念名品200選に出品。(福井県立美術館)
迹一韋天瑜・長谷光城芸術展(上海・悟桐美術館)
2019第31回個展ーTrace of Wrapping Iron 2ー(熊川若狭美術館)
若狭美浜現代美術展に出品(福井・美浜町なびあす)
2019集めた!日本の前衛ー山村徳太郎の目ーに出品(兵庫県立美術館)
Summer/Autumn 6・Six Crash(熊本県立美術館/熊川宿若狭美術館)
2020嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ーに出品。(福井・パレア若狭ギャラリー)
第33回個展ー箱体シリーズ2-(熊川若狭美術館)

他に、グループ展や内外の美術館等による企画展に出展、作品収蔵。
現在 NPO法人若狭美&Bネット理事長 同法人熊川宿美術館長
その他受賞…若狭町功労者表彰 福井県功労者表彰 福井県文化賞受賞 瑞宝小勲章受章。

≪著作≫

作品集「長谷光城」(エイデル研究所刊)
作品集「長谷光城2」(工房円刊)
「紙の仕事」(工房円刊)
「子育てルネッサンス」(エイデル研究所刊)
共著「子どもが生み出す絵と造形」(子ども美術文化研究会編 / エイデル研究所刊)


長谷光城展

江戸雄飛個展 

「増殖する書」 線描文字の情報

9月5日(金)~10月26日(月)

江戸雄飛
江戸雄飛_展示品目録
江戸雄飛

江戸はテレビや新聞等で見聞きした語句を、思いつくと即、それを声に発し、次々と連想する語句をつなげながら、猛スピードでそれらの文字を紙の上に書き重ねていきます。1時間半、途中に休憩を挟まず、300を超える単語を書いたりします。線が乱雑に重なる解読不能な筆跡の固まりとなって作品が完成。その直前に必ず、「最後にぃー。」と言って書き終えます。制作作業の傍で制作支援者が、彼が発する言葉の全部を聞き取ってメモ、記録しており、作品展示の際には作品の横に、それが長い「題名」として添えられます。

えとゆうひ 【制作・受賞歴】

2014 第5回  きらりアート展きらりアート賞
2015 第6回  きらりアート展きらりアート準大賞
2017 第8回  きらりアート展きらりアート大賞
2018 第5回  きらりアート展きらりアート賞
2018 熊川宿若狭美術館OPEN記念展
   「きらりアート6人展」出展
2018 第9回  きらりアート展きらりアート賞(書)
2019 第10回  きらりアート展きらりアート準大賞
2019 「和日・作美・素生の表現者たち」展 出展
    富山県高岡市 勝興寺
江戸雄飛

文化庁 障害者による文化芸術活動推進事業

真瀬宏子 展 5/22(金)~ 8/31(月)

生命の根源への敬意と憧憬

連綿と続く生命の不思議に魅せられ、太古よりの人類の歴史と時の流れを表現したくてひたすら絵画を描いてきた。表現力のない自分を感じつつも、アーティストして精いっぱい制作に挑んできた。今回、その十数年前までの自分の軌跡を蘇らせる機会になったことに心から感謝したい。熊川宿若狭美術館での多くの方々のご高覧と、若狭・野木両町交流をの発展を願っている。

ませ ひろこ


真瀬宏子 転生 2001



真瀬宏子(1946年~)

東京芸術大学(芸術学科卒業)、同大学院(美術史)修了。
1975年より高校美術教師として美術教育に取り組むと共に絵画作品を制作し発表を続け、1980年の第1回個展を皮きりに、2008年まで計31回の個展を開催するなど、画家として活躍。教職を退いた後、公民館長を経て、栃木県下都賀郡 野木町長に。
アトリエ・ピッコロ、アートスペースを主宰。
日本美術家連盟会員 美術史学会員 栃木県美術家協会理事


真瀬宏子 祈りⅠ 2019


きらりアート展

2019年度 第10回展 ≪一般の部≫ 入賞作品選抜

22nd February — 30th March  2020

熊川若狭美術館

きらりアート展

きらりアート展


放浪の旅 藤原孝


般若心経 松井洋平





ふぶきのなかで 岡崎剛典


「きらりアート展」は、福井県在住の障がい者や、特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
2010年にNPO法人若狭美&Bネットが独立行政法人福祉医療機構の助成事業を受けて、若狭ものづくり美学舎と地域の特別支援学校の関係者で実行委員会を組織し、公募、審査、展示、作品集発刊など、企画運営。パレア若狭ギャラリーで初回の展覧会が開催されました。第4回展からは若狭町社会福祉協議会が実行委員会事務局・運営を主管。新たに美浜町や福井市等での「入賞作品巡回展」実施も加えて、継続、発展してきました。2019年は記念すべき≪10回展≫となりました。
「きらりアート展」は高校生を含む≪一般の部≫と中学生以下の学童の≪児童の部≫の2部門からなります。この度の展示企画は、その第10回展の≪一般の部≫の、独自の輝きを放つ入賞作品25点を紹介するものです。純真でハートフルな表現をお楽しみ下さい。


きらりアート展

きらりアート展


第5回 アール・ブリュット展 ふくい

30th January — 3rd February
熊川宿若狭美術館

福井県知的障害児者生活サポート協会


第5回 アールブリュット展 ふくい

第5回アール・ブリュット展ふくいの開催にあたって

アール・ブリュット展ふくいは、県内の知的障がいのある方たちを中心とした素晴らしい作品を募集し、その唯一無二の芸術性を社会全体で共有することを目的として開催し、今回第5回を迎えます。県内各地から、また障害福祉サービス事業所や特別支援学校のみならず、芸術活動サークルや特別支援学級からの応募が増えてきており、私たちの活動の広がりを実感しております。

今回は190点の応募をいただき、去る12月10日に厳正なる審査を経て、22点の作品の表彰を決定いたしました。また前回同様、今回も愛知県知的障害児童生活サポート協会の協力を得て、愛知県の素晴らしい作品20点も展示させていただきます。

一つ一つの作品と対峙し、作り手の感性に思いを馳せながら、障がいの有無にかかわらず誰もが生き生きと安心して暮らせる共生社会を思い描く時をお過ごしくだされば幸甚です。

最後にご後援くださいました関係各位、ならびに開催に向けて多大なるご協力をくださいました審査員各位に心からお礼を申し上げます。

福井県知的障害児者生活サポート協会 理事長 高村昌裕



僕の夢ーいつか夢を開くんだ! 絵画の部 大賞

波  書道の部 大賞

見てない世界  写真の部 大賞




いのちかがやく 子ども美術展

子ども美術展


子ども美術展


子ども美術展



いのちかがやく子ども美術展


1st December — 23rd December
5th January — 20th January
主催/文化庁 特定非営利活動法人若狭美&Bネット



自然とのかかわりを重視した自由な環境のなかで、『子ども文化は美術文化(アート)』」との共通認識のもと、遊びや造形活動、そして描画活動に積極的に取り組む『子ども主体の保育』を実践している各地の保育園の子どもの姿を紹介しています。



出展保育園

熊本県
光輪保育園(熊本市)
大矢野あゆみ保育園(上天草市)
もぐし海のこども園(天草市)
小宮地保育園(天草市)
緑川保育園(宇土市)
かもと乳児保育園(山鹿市)
稲光園(山鹿市)
大野保育園(玉名市)
鹿児島県
べっぷ里山こども園(枕崎市)
まくらざき保育園(枕崎市)
おののもりこども園(南九州市)
徳島県
ひまわり保育園(徳島市)
藍住ひまわり保育園(藍住市)
諭田ひまわり保育園(徳島市)
愛媛県
済生会松山乳児保育園(松山市)
岐阜県
大中保育園(郡上市)
東京都
杉並ひまわり保育園(杉並区)
福井県
岡保こども園(福井市)
大野市立保育園4園(あかね・荒島・和泉・阪谷)
若狭町立保育園7園(三宅・とばっ子・ののはな・わかば・中央・気山・みそみ)