美術館について

ご 挨 拶

熊川宿若狭美術館長

長谷光城

 

この度、特定非営利法人若狭美&Bネットが日本財団をはじめ福井県、若狭町など多くの方々のご協力を得て「熊川宿若狭美術館」を開館することになりました。
私どもは、平成18年に複合的多機能教育施設「若狭ものづくり美学舎」を開校し、幼児から高齢者までのすべての世代の生涯学習の場を提供してまいりました。
なかでも幼児から障がい者までの美術製作活動の支援、不登校生や学校中退者の支援、若者自立就労支援などに積極的に取り組み、陶芸工房の整備、交流アートスペースや熊川宿光水画廊の開設など施設を拡充してまいりました。
「熊川宿若狭美術館」に改修しました古民家は、国の重要伝統的建造物保存地区に選定されている日本遺産鯖街道「熊川宿」の中枢に位置し、江戸期は大店・髙島屋の倉庫、明治期は若州銀行、そして酒蔵として使用されてきたものです。
「熊川宿若狭美術館」は、新しい美術文化を発信する拠点として、主に障がい者アート、子ども美術、現代美術等の作品等を展示いたします。
風土、男性、女性、年代なりに表現される個のリアリティの独自性を高く評価し合う、新しい共生社会の構築を目指す美術館として「熊川宿」の活性化の一翼を担います。あわせて、障がい者が働き、地域の人々が憩い、賑わいを創出する場として皆さま方に愛される美術館を目指してまいります。

ながたに みつしろ

特定非営利法人 若狭美&Bネット理事長
若狭ものづくり美学舎代表
美術家・教育家


美術館スタッフ

館 長    長谷光城
副館長    竹原 豊
学 芸    小林雅代
会 計    山田善市
協 力    山本朋子 宇野ひろ子 中畑恵子
          若狭ものづくり美学舎スタッフ
          若狭美術館ボランティア会
          NPO法人若狭美&Bネット