第6回 アール ブリュット展ふくい

29th January — 1st February 熊川宿若狭美術館

アール・ブリュット展ふくいは、県内の知的障がいのある方たちを中心とした素晴らしい作品を募集し、その唯一無二の芸術性を社会全体で共有することを目的としています。

県内の知的に障がいのある方々を中心に創作された絵画・書道・写真・オブジェなどを募集し、今年も「第6回アール・ブリュット展ふくい」が開催されることになりました。
今年はコロナの影響で募集作品も140点と例年よりも少なくなりましたが、どれも力作で皆さんのエネルギーが伝わってくる作品ばかりです。

一つ一つの作品と対峙し、作者の完成に思いを馳せながら、障がいの有無にかかわらず誰もが生き生きと安心して暮らせる共生社会を思い描く時間をお過ごしいただければ幸いです。


絵画の部大賞  作品名 金魚  作成者 あいの里適所部
書道の部大賞  作品名 光輝(きらめき)  作成者 大清水俊
写真の部大賞  作品名 美しい芝桜  作成者 松明俊平


作品名 器、うけ皿、丼   作者名 平田優作
作品名 日産ステージア風   作者名 岡本彗人


CONNECT

障がい者美術研修 12/15

京都市京セラ美術館・京都府立図書館・京都国立近代美術館・ロームシアター京都

CONNECT 

障害者週間から始まる、アートを通して共生・多様性について考える18日間
障害のあるなしに関わらず、さまざまな感性・特性を持つ人たちが芸術や文化、歴史に気軽にアクセスし、さらに参加した人たち同士がつながり合い、気づきを与え合う機会になることをめざすプログラウム

いのちかがやく 子ども美術展

全国の30園が、子どもたちが描いた絵や遊び=造形活動の写真を持ち寄って研修会を開催し、その中で話題となった1歳~6歳までの子どもの絵と遊び=造形活動の写真を展示します。
今年は、コロナ禍で休園もありたいへんな中で、保育者の共感と励ましを受け、子ども自らが生み出した今年4月以降に制作された絵です。子どもたちの心と育ちを語る自由画を年齢順に展示すると共に、自由画の多様性を示す4分類別展示、描き進める制作プロセスを展示します。
あわせて、確かな育ちを示す自由画を生み出すためには、自然に抱かれて、自然素材との遊び=造形活動等の豊かな体験が求められます。生き生きと遊び=造形活動に取り組む姿、そして、生み出された造形作品を写真で展示します。
子どもたちの独自の世界を十分にお楽しみください。

出展園

岡保こども園福井市
大野市立保育園・・・あかね / 荒島 / 和泉 / 阪谷大野市
若狭町立保育園・・・三宅 / とばっ子 / ののはな / わかば / 中央 / 気山 / みそみ若狭町
大中保育園郡上市
済生会松山乳児保育園松山市
ひまわり保育園徳島市
諭田ひまわり保育園徳島市
藍住ひまわり保育園藍住町
杉並ひまわり保育園杉並区
光輪保育園熊本市
大矢野あゆみこども園上天草市
もぐし海のこども園天草市
小宮地保育園天草市
緑川保育園宇土市
稲光園山鹿市
かもと乳児保育園山鹿市
大野保育園玉名市
べっぷ里山こども園枕崎市
まくらざき保育園枕崎市
おののもりこども園南九州市
平尾保育園長島町

Informartioh:子ども美術展

11 December 2020 — 25 January 2021

いのちかがやく 子ども美術展 … 1歳~6歳の子どもが生み出す絵と造形


子ども美術展

全国の30園が、子どもたちが描いた絵や遊び=造形活動の写真を持ち寄って研修会を開催し、その中で話題となった1歳~6歳までの子どもの絵と遊び=造形活動の写真を展示します。
今年は、コロナ禍で休園もありたいへんな中で、保育者の共感と励ましを受け、子ども自らが生み出した今年4月以降に制作された絵です。子どもたちの心と育ちを語る自由画を年齢順に展示すると共に、自由画の多様性を示す4分類別展示、描き進める制作プロセスを展示します。
あわせて、確かな育ちを示す自由画を生み出すためには、自然に抱かれて、自然素材との遊び=造形活動等の豊かな体験が求められます。生き生きと遊び=造形活動に取り組む姿、そして、生み出された造形作品を写真で展示します。
子どもたちの独自の世界を十分にお楽しみください。


長谷光城 展

― 箱体 シリーズ2 ー

2020年10月30日~12月7日  

開催日 金・土・日・月&祝日 10:00~16:00

箱体シリーズ 2

嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ー(パレア若狭 ギャラリー)では、色彩溢れる社会の中で非日常化した黒、そして白の世界に対峙していただくことを願って監修に当たりました。その関連の中で私の個展を開催させていただきました。
 
今回のコロナ禍は、私たちの今日までの歩みを問い、負の側面を顕在化させています。コロナ禍以後、私たちは、より明日に開かれる社会を生み出すことができるのでしょうか、はたまた、退行現象を生じさせてしまうのでしょうか。

私たちは、今、コロナ禍への恐怖とともに、不安感情を幾重にも増幅させています。今回の個展は、静かに今を問い、過去に取り組んだ人間や社会を意識した〈箱体シリーズ〉をもとに、2016年から取り組み、コロナ禍の中で集中的に制作した〈箱体シリーズ2〉の作品を展示いたします。

展示した作品は、現代社会をゼロから見つめ直す位置から制作した、立体ではなく平面でもない、そして、多くを語らない白色の箱作品です。嶺南ゆかりの美術作家展―白と黒の世界ーとあわせ、ご来場をいただくことを願っています。

長谷光城


箱体シリーズ 2

≪ 略歴 Nagatani Mitsushiro ≫

1943   9月16日 旧満州牡丹江に生まれる
1966多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻卒業 斎藤義重に師事。
1968北美文化協会に所属、各種北美展に出品。第5回北美大賞受賞。
1978第1回北九州絵画ビエンナーレ北陽会賞受賞。
1982現代の造形(ソウル現代美術展、京都市美術館等)に出品。
1983第16回現代日本美術展大賞受賞。
1992福井県立美術館企画「福井の美術 vol3〈長谷光城〉」展。
2017金津制作の森企画アートドキュメント「長谷光城ーはざまー」展。
2018福井県立美術館40周年記念名品200選に出品。(福井県立美術館)
迹一韋天瑜・長谷光城芸術展(上海・悟桐美術館)
2019第31回個展ーTrace of Wrapping Iron 2ー(熊川若狭美術館)
若狭美浜現代美術展に出品(福井・美浜町なびあす)
2019集めた!日本の前衛ー山村徳太郎の目ーに出品(兵庫県立美術館)
Summer/Autumn 6・Six Crash(熊本県立美術館/熊川宿若狭美術館)
2020嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ーに出品。(福井・パレア若狭ギャラリー)
第33回個展ー箱体シリーズ2-(熊川若狭美術館)

他に、グループ展や内外の美術館等による企画展に出展、作品収蔵。
現在 NPO法人若狭美&Bネット理事長 同法人熊川宿美術館長
その他受賞…若狭町功労者表彰 福井県功労者表彰 福井県文化賞受賞 瑞宝小勲章受章。

≪著作≫

作品集「長谷光城」(エイデル研究所刊)
作品集「長谷光城2」(工房円刊)
「紙の仕事」(工房円刊)
「子育てルネッサンス」(エイデル研究所刊)
共著「子どもが生み出す絵と造形」(子ども美術文化研究会編 / エイデル研究所刊)


長谷光城展

常設展 水谷太郎 展

水谷太郎

水谷が制作に取り組み始めて10年目を迎えている。最初は好きな車を描いたり、車雑誌を切ってコラージュした作品を制作。次いで、抽象画を描き始めた仲間の刺激を受けてクレヨンで抽象表現を試み始めた。

そして、クレヨンで塗られた色面を幾何形体に切り、それらを並べて構成する彼独自の手法で作品が生み出された。このことを経て、現在のマーカーを使った深みを感じる抽象画制作されている。

水谷はCネットふくいの若狭町事業所で就労し、その大鳥羽寮に仲間多数と共に居住している。そこに若狭ものづくり美学舎スタッフ数名が出張指導する「1時間半程度 隔週開催 美術制作講座」が運営されて数十年。水谷は6~8人の寮仲間とそこで作品制作に勤しんでいる。
障がい者や要支援の人や児童の作品を募り、展示紹介する「公募 きらりアート展」に、ほぼ毎年出品し、多くの受賞歴をもっている。

水谷太郎

みずたに たろう ≪略歴≫

1985岐阜県に生まれる
2003各務原養護学校高等部卒業
2003コミュニティネットワーク(Cネット)入所
2011第02回きらりアート展 ≪きらりアート賞≫
2012第03回きらりアート展 ≪きらりアート準大賞≫
2013第04回きらりアート展 ≪きらりアート賞≫
2014第05回きらりアート展 ≪きらりアート準大賞≫
2016第07回きらりアート展 ≪きらりアート賞≫
2017第08回きらりアート展 
2018第09回きらりアート展
2019第10回きらりアート展 ≪きらりアート10回展記念賞≫
2020第11回きらりアート展 
水谷太郎

information:長谷光城 展 ― 箱体 シリーズ2 ー

31st October 2020 ー 7th December 2020

11月15日(日)10:30~
ギャラリートーク 宮田徹也氏(美術評論家)を囲んで…

― 箱体 シリーズ2 ー

嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ー(パレア若狭 ギャラリー)では、色彩溢れる社会の中で非日常化した黒、そして白の世界に対峙していただくことを願って監修に当たりました。その関連の中で私の個展を開催させていただきました。

今回のコロナ禍は、私たちの今日までの歩みを問い、負の側面を顕在化させています。コロナ禍以後、私たちは、より明日に開かれる社会を生み出すことができるのでしょうか、はたまた、退行現象を生じさせてしまうのでしょうか。私たちは、今、コロナ禍への恐怖とともに、不安感情を幾重にも増幅させています。

今回の個展は、静かに今を問い、過去に取り組んだ人間や社会を意識した〈箱体シリーズ〉をもとに、2016年から取り組み、コロナ禍の中で集中的に制作した〈箱体シリーズ2〉の作品を展示いたします。展示した作品は、現代社会をゼロから見つめ直す位置から制作した、立体ではなく平面でもない、そして、多くを語らない白色の箱作品です。

嶺南ゆかりの美術作家展―白と黒の世界ーとあわせ、ご来場をいただくことを願っています。

長谷光城