真瀬宏子 展 5/22(金)~ 8/31(月)

生命の根源への敬意と憧憬

連綿と続く生命の不思議に魅せられ、太古よりの人類の歴史と時の流れを表現したくてひたすら絵画を描いてきた。表現力のない自分を感じつつも、アーティストして精いっぱい制作に挑んできた。今回、その十数年前までの自分の軌跡を蘇らせる機会になったことに心から感謝したい。熊川宿若狭美術館での多くの方々のご高覧と、若狭・野木両町交流をの発展を願っている。

ませ ひろこ


真瀬宏子 転生 2001



真瀬宏子(1946年~)

東京芸術大学(芸術学科卒業)、同大学院(美術史)修了。
1975年より高校美術教師として美術教育に取り組むと共に絵画作品を制作し発表を続け、1980年の第1回個展を皮きりに、2008年まで計31回の個展を開催するなど、画家として活躍。教職を退いた後、公民館長を経て、栃木県下都賀郡 野木町長に。
アトリエ・ピッコロ、アートスペースを主宰。
日本美術家連盟会員 美術史学会員 栃木県美術家協会理事


真瀬宏子 祈りⅠ 2019


浅野隆典 展

きらりアート 浅野隆典 展 「養老線」

浅野隆典 養老線

浅野隆典 Asano Takanori (1979年~ )は故郷の鉄道路線である養老線(岐阜県大垣ー三重県桑名)の3輛連結の電車を繰り返し描き続けています。
少年期の記憶が蘇る、両親がいるふるさとへ、帰省するときの高ぶる気持ちを絵にしていると思われます。大版厚手ケント紙一枚に7、8ヶ月をかけて、数色の同じマーカーしか使わず同じような構図。絵の上にどっしりと座ってコツコツと描きます。
そんな彼の作品をズラッと一挙に展示、紹介します。



こども美術

こどもの造形 -若狭町立保育園(所)7園ー

こどもの造形


若狭町立保育園7園は、『創造主義的造形活動』に取り組んでいます。『里っ子保育』として、子どもの主体の保育の中で、自由画制作、自然素材による造形活動が展開されています。




きらりアート展

2019年度 第10回展 ≪一般の部≫ 入賞作品選抜

22nd February — 30th March  2020

熊川若狭美術館

きらりアート展

きらりアート展


放浪の旅 藤原孝


般若心経 松井洋平





ふぶきのなかで 岡崎剛典


「きらりアート展」は、福井県在住の障がい者や、特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
2010年にNPO法人若狭美&Bネットが独立行政法人福祉医療機構の助成事業を受けて、若狭ものづくり美学舎と地域の特別支援学校の関係者で実行委員会を組織し、公募、審査、展示、作品集発刊など、企画運営。パレア若狭ギャラリーで初回の展覧会が開催されました。第4回展からは若狭町社会福祉協議会が実行委員会事務局・運営を主管。新たに美浜町や福井市等での「入賞作品巡回展」実施も加えて、継続、発展してきました。2019年は記念すべき≪10回展≫となりました。
「きらりアート展」は高校生を含む≪一般の部≫と中学生以下の学童の≪児童の部≫の2部門からなります。この度の展示企画は、その第10回展の≪一般の部≫の、独自の輝きを放つ入賞作品25点を紹介するものです。純真でハートフルな表現をお楽しみ下さい。


きらりアート展

きらりアート展


第5回 アール・ブリュット展 ふくい

30th January — 3rd February
熊川宿若狭美術館

福井県知的障害児者生活サポート協会


第5回 アールブリュット展 ふくい

第5回アール・ブリュット展ふくいの開催にあたって

アール・ブリュット展ふくいは、県内の知的障がいのある方たちを中心とした素晴らしい作品を募集し、その唯一無二の芸術性を社会全体で共有することを目的として開催し、今回第5回を迎えます。県内各地から、また障害福祉サービス事業所や特別支援学校のみならず、芸術活動サークルや特別支援学級からの応募が増えてきており、私たちの活動の広がりを実感しております。

今回は190点の応募をいただき、去る12月10日に厳正なる審査を経て、22点の作品の表彰を決定いたしました。また前回同様、今回も愛知県知的障害児童生活サポート協会の協力を得て、愛知県の素晴らしい作品20点も展示させていただきます。

一つ一つの作品と対峙し、作り手の感性に思いを馳せながら、障がいの有無にかかわらず誰もが生き生きと安心して暮らせる共生社会を思い描く時をお過ごしくだされば幸甚です。

最後にご後援くださいました関係各位、ならびに開催に向けて多大なるご協力をくださいました審査員各位に心からお礼を申し上げます。

福井県知的障害児者生活サポート協会 理事長 高村昌裕



僕の夢ーいつか夢を開くんだ! 絵画の部 大賞

波  書道の部 大賞

見てない世界  写真の部 大賞




いのちかがやく 子ども美術展

子ども美術展


子ども美術展


子ども美術展



中西軍治展 「小さな絵画」

中西軍治展 「小さな絵画」

直線と曲線で構成される形は物や事柄を表現しており、その形に迷うことなく多彩な配色をしていきます。

10年前に「きらりアート展」出品を機に絵を描き始め、表現を続けて、75歳の今も制作意欲に溢れています。日課のように制作された新作「小作品」シリーズを紹介します。


中西軍治 投剣の影 1952


いのちかがやく子ども美術展


1st December — 23rd December
5th January — 20th January
主催/文化庁 特定非営利活動法人若狭美&Bネット



自然とのかかわりを重視した自由な環境のなかで、『子ども文化は美術文化(アート)』」との共通認識のもと、遊びや造形活動、そして描画活動に積極的に取り組む『子ども主体の保育』を実践している各地の保育園の子どもの姿を紹介しています。



出展保育園

熊本県
光輪保育園(熊本市)
大矢野あゆみ保育園(上天草市)
もぐし海のこども園(天草市)
小宮地保育園(天草市)
緑川保育園(宇土市)
かもと乳児保育園(山鹿市)
稲光園(山鹿市)
大野保育園(玉名市)
鹿児島県
べっぷ里山こども園(枕崎市)
まくらざき保育園(枕崎市)
おののもりこども園(南九州市)
徳島県
ひまわり保育園(徳島市)
藍住ひまわり保育園(藍住市)
諭田ひまわり保育園(徳島市)
愛媛県
済生会松山乳児保育園(松山市)
岐阜県
大中保育園(郡上市)
東京都
杉並ひまわり保育園(杉並区)
福井県
岡保こども園(福井市)
大野市立保育園4園(あかね・荒島・和泉・阪谷)
若狭町立保育園7園(三宅・とばっ子・ののはな・わかば・中央・気山・みそみ)


田中 鉄也 展

10th August — 7th October
主催/文化庁 特定非営利活動法人若狭美&Bネット


たなかてつや

大自然の生態ドキュメント、ファンタジーアニメ、ハートフルな物語など、田中鉄也は知的好奇心に溢れた純朴な少年の眼差しをもって多くのTV番組や劇場映画を観ています。そのときに受けとめたテーマメッセージと諸場面の感動を絵画に再構成し、リアリティ豊に表現します。
カタチ、イメージを鉛筆でひょい、ひょいと描き、物語り性と楽しげな動きと情感が、巧みなバランス感覚で画面に構成されます。彩色は終始、広い背景であれ細筆にごく少量の絵具をつけて擦りつけるように、時間をかけて塗りこめていきます。
そうして生まれた、柔和で親しげな生命の躍動感が画面全体に充満する作品、田中鉄也の「豊かな絵画」を紹介します。


絶滅種の鳥類

アリューシャンマジック

浅瀬の深海

いろの緑

グリーンライフ


人面巨大エイ

コレクターのコレクション

超常進化の革命

ファンタジーライフ

絶滅危惧種いきもの

ほねほねザウルス


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