information:長谷光城 展 ― 箱体 シリーズ2 ー

31st October 2020 ー 7th December 2020

11月15日(日)10:30~
ギャラリートーク 宮田徹也氏(美術評論家)を囲んで…

― 箱体 シリーズ2 ー

嶺南ゆかりの美術作家展ー白と黒の世界ー(パレア若狭 ギャラリー)では、色彩溢れる社会の中で非日常化した黒、そして白の世界に対峙していただくことを願って監修に当たりました。その関連の中で私の個展を開催させていただきました。

今回のコロナ禍は、私たちの今日までの歩みを問い、負の側面を顕在化させています。コロナ禍以後、私たちは、より明日に開かれる社会を生み出すことができるのでしょうか、はたまた、退行現象を生じさせてしまうのでしょうか。私たちは、今、コロナ禍への恐怖とともに、不安感情を幾重にも増幅させています。

今回の個展は、静かに今を問い、過去に取り組んだ人間や社会を意識した〈箱体シリーズ〉をもとに、2016年から取り組み、コロナ禍の中で集中的に制作した〈箱体シリーズ2〉の作品を展示いたします。展示した作品は、現代社会をゼロから見つめ直す位置から制作した、立体ではなく平面でもない、そして、多くを語らない白色の箱作品です。

嶺南ゆかりの美術作家展―白と黒の世界ーとあわせ、ご来場をいただくことを願っています。

長谷光城

information:江戸雄飛 個展

5th September 2020 ー 26th October 2020

「増殖する書」 線描文字の情報

江戸はテレビや新聞等で見聞きした語句を、思いつくと即、それを声に発し、次々と連想する語句をつなげながら、猛スピードでそれらの文字を紙の上に書き重ねていきます。1時間半、途中に休憩を挟まず、300を超える単語を書いたりします。線が乱雑に重なる解読不能な筆跡の固まりとなって作品が完成。その直前に必ず、「最後にぃー。」と言って書き終えます。制作作業の傍で制作支援者が、彼が発する言葉の全部を聞き取ってメモ、記録しており、作品展示の際には作品の横に、それが長い「題名」として添えられます。

information:真瀬宏子 展

22nd May 2020 — 27th July 2020


生命の根源への敬意と憧憬

連綿と続く生命の不思議に魅せられ、太古よりの人類の歴史と時の流れを表現したくてひたすら絵画を描いてきた。表現力のない自分を感じつつも、アーティストして精いっぱい制作に挑んできた。今回、その十数年前までの自分の軌跡を蘇らせる機会になったことに心から感謝したい。熊川宿若狭美術館での多くの方々のご高覧と、若狭・野木両町交流をの発展を願っている。 ませ ひろこ


企画 熊川宿若狭美術館
協賛 若狭町 / 後援 福井新聞社


きらりアート展

22nd February 2020 — 30th March 2020
2019年度 第10回展 ≪一般の部≫ 入賞作品

主催:熊川宿若狭美術館
協力:きらりアート展実行委員会
文化庁委託事業「障がい者による文化芸術活動推進事業」