江戸雄飛 展


江戸雄飛

テレビや新聞等で見聞きした語句を、思いつくと即、それを声に発して、連想する語句を次々とつなげながら、猛スピードでその文字を書き重ねていく。乱雑にかさなり解読不能な筆跡のかたまりとなり作品は完成する。必ず、「最後に-」と言って描き終える。絵から文字が生まれた。文字(言葉)から絵へ遡っていく過程、その中で生み出された油性サインペンによるドローイング(抽象絵画)が注目を浴びてきた。
そして、2021(令和3)年にはNHKEテレビ「no art no life」が国内外に放映され、2023(令和5)年には福井県若手美術家育成事業アートアタック選考作家として銀座・ギャラリー暁で個展を開催した。
今展は、キャンバスに樹脂絵の具を使ってのドローイング。全面が塗りたくられて描き終わった結果としての新たな作品を展示する。



1997生 福井県若狭町在住


2014 
若狭ものづくり美学舎きらりアート部に入部
第5回きらりアート展 きらりアート賞
2015
のぞみ会主催行事<書道制作>に参加
第6回きらりアート展 きらりアート準大賞
2017
第8回きらりアート展 きらりアート大賞
2018
第9回きらりアート展 きらりアート賞(書道作品受賞)
きらりアート6人展(於:熊川宿若狭美術館)
2019
第10回きらりアート展 きらりアート準大賞
『和日・作美・素生(わび・さび・すき)の表現者たち』展(富山県)
2020
第11回きらりアート展 きらりアート賞
江戸雄飛展「増殖する書」(於:熊川宿若狭美術館)
『アールブリュット・クリエイティブジャパン』展(新潟県)
『美のコトと人とこの美』展(富山県)
2021
第12回きらりアート展 きらりアート大賞
NHKEテレビ「no art no life」国内外に放映
2022
第13回きらりアート展 特別賞
2023
個展(於:ギャラリー暁)―福井県若手美術家育成事業
第14回きらりアート展 特別賞
衝撃の現代美術~きらりアート&きらぼし☆アート交流展(福井県立美術館/福井県)
2024
まるまるつながるアートてんまる展(福井県立美術館/福井県)
きらりアートと子ども美術(熊川宿若狭美術館/福井県)
きらりアート展inうみんぴあ大飯(ホテルうみんぴあ/福井県)


出地 瑠以 展



  • 1983 福井市生 福井市在住
  • 2005 米国オクラホマ州立ノースイースタン大学卒業
  • 2011 東京、ハワイでカメラマンとして活躍 福井にてフリーランスフォトグラファー
  • 2016 個展「ヴェール」 於:FLAT(福井市)
  • 2021 個展「出地瑠以写真展」 於:福井ものづくりキャンパス(福井市)
  • 2023 グループ展「Inter-Action」 於:AmericaBashiGallery(東京 恵比寿)
  • 2023 個展「288」 於:FLAT(福井市)
  • 2024 個展「288 / 野良猫に見られた」 於:NEST(大阪)

野瀬成夫 展 NOSE Naruo


野瀬成夫 NOSE Naruo

1944年生 美浜町在住
最近は墨跡(和紙)を利用して、壊して再生する平面作品に取り組んでいる。文字の形(甲骨文字、金文、篆文)と現代文字との関係が要素・字形は同一の意味を持つものとして、解釈し、図形化する。



坂本善三 展

坂本善三

熊本県阿蘇郡小国町生まれ熊本で活躍し、東洋的抽象画を生み出しました
子ども美術の分野で若狭と熊本との交流が深まり
その中で親交のあった二子石義之の師でもありました


臨場 

二階会場では、作家の過去の作品を展示しています

Ⅰ 前期
現代美術作家の大山里奈、河口龍夫、長谷光城の3名が、熊川宿若狭美術館に12日間滞在し、観客とコミュニケーションを図りながら、「臨場」をテーマとした新作の構想から制作、完成までを完全公開。評論家の渡部葉子は3人と伴走しながらアートの臨場批評を行います。


大山里奈


河口龍夫


長谷光城


杉田優子 展

優しい素直な性格が作品制作に反映して、明るい色彩で潤いのある作品を制作する。最初は、色とりどりのビニールテープをハサミで切って貼り重ねる手法で、線と、線が集まった面による構成で明解な作品を生み出した。次いで、樹脂絵の具を用いて、短い線を描き、それらの線を集めて小さな面をつくる描法で、線と多彩な面による構成的な作品を生み出した。
現在は、布を使ったきらり織の体験から、格子状の金網に、細く切られた布を掛けていく造形的な作品に挑んでいる。また、書道作品にも取り組んでいる。今後に期待できる若手作家である。