第16回きらりアート展 選抜展

障がい者および特別に支援を必要とする児童・生徒のアート作品公募展

2025. 11/22(土)~ 2026.1/12(月)
熊川宿若狭美術館  若狭町熊川39-5-1  050-3565-5885

「きらりアート展」は、福井県在住の障がい者や、特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
2010年にNPO法人若狭美&Bネットが独立行政法人福祉医療機構の助成事業を受けて、若狭ものづくり美学舎と地域の特別支援学校の関係者で実行委員会を組織し、公募、審査、展示、作品集発刊など、企画運営。パレア若狭ギャラリーで初回の展覧会が開催されました。

皆様のお越しをお待ちしております。


児童の部 きらりアート大賞

ジンベエザメ「丸のみするぞー!」


一般の部 きらりアート大賞

「ブラジルのアマゾン」






「東極」の磁場 in WAKASA 2025


「東極」の磁場 in WAKASA 2025展では「東極」の地と関わりのある、アメリカ、中国、日本で活躍する5名の作家を新たに加え、10名の作家が結集して明日に開かれる表現の新たな可能性を開く磁場となることを目指す!
2023年、24年と、古代日本の大陸への窓口として開かれた若狭の地で開催されてきたが、第3回展となる今展では何に出会えるのだろうか。各作家が日本における抽象表現の受容の歴史を踏まえつつ、自らの表現における抽象表現との関わりの有りようをテーマとして、それぞれの主張をぶつけ合い、新たな地平を切り開こうとするものである。


市野泰通 ICHINO Yasumichi

1951生 神奈川県在住現代美術作家東京芸術大学デザイン専攻卒業

近年「すべての出来事は同時進行・・・」を念頭にインスタレーション作品を発表してきた。緯度や経度を含む作品をさまざまな環境と関連づける試みである。そこで用いられてきた鉛直線は経度・緯度がX軸・Y軸ならZ軸に相当し、地球の中心方向へと向かうベクトルのことであるが、地球の反対側では全く逆方向を指し示すことになる。要は同じベクトルの鉛直線は存在しないということか。今回の作品では、そんな不思議な状況を可視化することを試みた。


加藤真美 KATOMami

1960生 米国フィラデルフィア在住現代美術家武蔵野美術大実技専修科卒業東京芸術専門学校卒業アーツ大卒業

今回のグループ展は、私にとっていつもの発表の場より自由度がある状況でした。いつもは緊張度を上げて作り込んでいくのですが、今回はその自由度の中で、今まで凝り固まった体を伸ばしてほぐす、といったアプローチの仕方で制作を試みてみました。
ここ数年気になっていることの一つに「Causality」という現象があります。これは仏教、物理学、生物学等に共通してみられる事象の捉え方なのですが、原因があり、それに対する反応が起こり結果が生まれる、そしてその繰り返しが永遠のように続くと同時に、あらゆるレベルで起こるといったような状況のことです。このことを踏まえて、私の作品はマッスのあるソリッドな側面が減り、変化する状況自体を視覚化するような作品に移り変わってきました。今回の作品もその延長上として作られています。


小林雅代 KOBAYASHI Masayo

1985生 福井県在住現代美術作家 京都造形芸術大美術工芸学科陶芸コース卒業

東極という言葉や意味を自分なりに考えると、人と人や環境、文化が混ざり合い、道のようにつながっているように思えます。この東極2025で作家、作品がつながることにより、今までになかった出会い、感覚が生まれると思い、胸が躍ります。今回の作品は、人と人、環境と環境が混ざり合ってつながっていくというコンセプトでしました。


中川 猛 NAKAGAWA Takeshi

1950生  神奈川県在住 現代美術作家 東京芸術大学大学院絵画科壁画専攻修了

都市の象徴としての「NEOZIGGURT」シリーズの発表を2013年より続けて来ている。ZIGGURT(ジッグラト)とは、「高い所」を意味するアッカド語で紀元前三千年頃の古代メソポタミアにおいて、バビロンなどの都市に建てられた塔をこの名で呼ぶ。ジッグラトを中心に世界最初の都市国家が誕生したわけで、現代の都市文化の源流とも見なしうる。旧約聖書の「創世記」に記されるバベルの塔もZIGGURTが伝説化されたものという。日本も含め世界が都市化の流れの中で、幾何学構成によるNEOZIGGURT作品を、批判的視点も交え制作している。今展ではそのクリアーに見通せるようで見えない、迷路のような一部を取り出し構成し、回廊として制作を試みた。


長谷光城 NAGATANI Mitsushiro

1943生  福井県在住 現代美術作家 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業

山々を愛した詩、
山々を描いた絵、
セザンヌが描いた山。
しかし、今、私の在所を取り囲む山々は親しみを遠ざけていく。そして、山の木々が白骨の四華花となって咲き乱れ、生み出される形相。在所が世界に通じているように、その形相が世界を覆っていく。一見、狂ったシナプスを思わせるその形相は、滅び行く儚さ、そのひとときが生む出す形相か。


范鐘鳴  FAN Zhongming

1958生 上海在住 現代美術作家 上海師範大学卒業

3年間にわたる「東極」展に参加するたびに、私は自らが本当に求めているものを検証する機会を与えられていると感じている。振り返ってみれば、私は常に「絵画」への興味を抱きながら、その可能性を追求してきた。とりわけ、絵画を構成する要素
平面、支持体、絵具、色彩、モチーフ、内容といったあらゆる条件を一つひとつ丁寧に再認識し、究極的には制作の現場で見直し続けてきた。
具体的には、身の回りの日常品を「絵具」のように扱い、それらを積み重ねることで絵画を構築している。それらの素材は、作品のトリガーでもあり、主題先行でも様式先行でもない、これまで想像もしなかった新しい絵画を試す実験台でもある。


山根秀信  YAMANE Hidenobu

1959生 山口県在住現代美術作家東京芸術専門学校卒業

自身の生の空虚さからの逃避という個人的な感情から制作活動を始め、現在は風景の中に生の意味の不在を見ることで、社会的、歴史的な視点から生を捉えようとしている。
風景を撮影した画像を油彩画にしている。画像とは、スクリーンを挟んで世界を主体の対象として支配する視線であり、そこに生の意味の不在という意識を見ている。そして風景はその様な意識の現れの場として読み取ることが出来る、という考えの下、その視線をいかに変容できるか、をテーマとして制作している。


羅入 RAJYU

1969生 長野県在住 現代美術作家・パフォーマンス

個の顕在意識と無意識を抜けた先に広がるあまねくイノチの集合的無意識をさらに抜けた大元を、私は「根源」と呼ぶ。私はそこからじ、そこに在り、そこへ帰す。長い紙の作品は、日本に残された古層の大霊場・諏訪にて、動く瞑想をしながら観想(≒イメージ)した夜明けに開く根源の門へ向かった行の痕跡であり、予祝呪術である。制作の際に身に着けた着物と合わせて「根源へと開いた場」を現す。


張羽 ZHANG YU

1959 生 北京在住 現代美術作家 天津工芸美術学院卒業

指印 20250405-0921
これは私が「東極」展のために特別に制作した作品であり、2025年に制作した唯一の「指印」作品です。この「指印」作品は、これまでのどの「指印」作品とも異なる点がいくつかあります。まず、私は初めてこのアクリルのグリーンという色を使いました。この色は直感で選びましたが、日本の「東極」が面する海の色にふさわしいと感じました。また、今回の「指印」作品の支持体(キャンバス)にはプラスチック製の帆布を用いました。これは視覚的な透明感透け感を表現するためです。展示方法も、とてもシンプルで、日常的で、気軽な吊るし方をしています。カーテンを掛けるよりも簡単です。「指印」の核心は、あくまでも体験と知覚としての芸術表現です。


石川雷太 ISHIKAWA Raita

1965生 茨城県在住 現代美術作家・パフォーマンス 東京芸術専門学校卒業 羅入らとパフォーマンスユニット「混沌の首」を2008年に結成

Trueromance2025×熊川宿
言葉の不可能性を言葉で証明するための言葉の作品
そして最後に投げ捨てるべきもの
FragmentProject×熊川宿
赤板(赤い黒板)の上に、観客が自由に書き込むことで完成される掲示板型インスタレーション作品。断片の集積の中に世界が見える。



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熊川宿若狭芸術祭のHPは此方です
 

Ⅱ 臨場 2025 

Ⅱ 臨場 2025

テオムザール・マリーヌロワイエ・小清水漸・黒鉄・藤原孝・小林雅代・長谷光城・野田訓生・展

熊川宿若狭美術館
9/5(金)~10/6(月) 金・土・日・月・祝日 開館  10:00-16:30


(現代美術) 小清水漸
1944年生まれ。 愛媛県出身、 兵庫県在住。 多摩美術大学彫刻科中退。 京都市立芸術大学名誉教授。 2004年に紫綬褒章を受章。 2013年 「PrimaMat eria」 プンタ・デラ・ドガーナ(ベニス・イタリア)に参 加するなど国際的に活躍する。


長谷光城
1943年生まれ。 旧満州国出身、福井県在住。 多摩 美術大学美術学部絵画科油画専攻(斉藤義重教 室) 卒業。 熊川宿若狭美術館長。 第16回現代日本 美術展大賞受賞。 個展開催35回。 グループ展出品 多数。


黑鉄
1999年生まれ。 福井県鯖江市在住。 福井南特別支援学校高等部卒業。 2023 2024年の第14、15回 「きらりアート展」で準大賞を連続受賞。 グループ展 多数。


小林雅代
1985年生まれ。 兵庫県出身、福井県在住。2007京 都造形芸術大学美術工芸学科陶芸コース卒業。 2024年ふくいアートアタック事業で個展開催(銀座・ ギャラリー暁)。


藤原 孝
1975年生まれ。 福井県小浜市在住。 若狭高校卒業 愛知大学中退。 2022年第13回 「きらりアート展」 では福井県知事賞を受賞。個展、グループ展多数。


(建築家アーティスト) テオ・ムザール
2025年度ヴィラ九条山レジデントアーティスト。
1989年生まれ。 フランスのナント出 身、サン=ジャン=アン=ロワイヤン在住。 マルセイユ国立高等建築学校卒業。

(サービスデザイナー) マリーヌ・ロワイエ
2025年度ヴィラ九条山レジデントアーティスト。
1983年生まれ。 フランスのクレテ イユ出身、ニーム在住。フランス国立社会科学高等研 究院(EHESS)で博士号を取得。


稲垣楽水 INAGAKI Rakusui 展


1951 山口県生まれ 敦賀市在住

1998
玄々社入会 (2017年まで20回出品)
2005
第14回玄々社展 (以後 2017年まで20回出品)
敦賀市書人会入会 (以後2017年まで毎回出品)
第36回敦賀書人会展出品(以後毎回出品)
2006
各務原市敦賀市交流道展 (2017まで13回出品)
第55回奎星展 特選
第56国福井県書道展 準特選
第58回毎日書道展 入選
双游展 (二人展)
2007
第56回奎星展 特選
第57回福井県着道展準特選
2008
第59回福井県総合美術展 敦賀市長賞
2009
第 58 回奎星展 奎星賞
双游展 II
2010
第59回奎星展 特選
2011
双游展 III
2012
魚と書展
2013
第65回毎日者道展 佳作質
奎星会夏期書道研究大会 (奥道後温泉・愛媛)
2014
双海展IV ハーモニーホールふくい)
2015
第65回福井県現代書作家展 福井新聞特別費
2016
若狭湾美術家集国入会 出品
2017
楽書展
2018
楽書展 IV
2022
第71回奎星展 無鑑査特別賞




伊藤ちづ子 展


ヒマワリについて

2000年よりヒマワリをモチーフにする。
枯れゆく中にも生命を全うする姿に感銘を受けた。
その後、種が地に落ちて次の季節には新しい生命の始まりが来る。
限りある生命を無心に生きる生命のサイクル、これはヒマワリも人も
生きるものすべての宿命である。
だからこそ、その時々を大事に生きていきたい。

私は制作の中で生きるものにエールを送ってきたが、何もなく生きることが普通ではない時がある。
2011年3月の東日本大震災の年には、あまりにも無残に生命をおびやかされた。
その年のヒマワリの制作は元気で逞しい表現はとても出来なくて、黒く被災したヒマワリになってしまった。
近年ではウクライナと、ロシアの侵略による戦いが人々の生命や自然を壊している。
ヒマワリは武器は持たない。ただ平和を祈ることしか出来ない。

2025年2月7日 伊藤ちづ子



伊藤ちづ子の絵画


伊藤ちづ子はヒマワリを描く画家である。しかし、ヒマワリと聞いて普通に思い浮かべる、野にすっくと生えた、正面を向いた大輪の黄色い花ではない。彼女の描くヒマワリは、花というよりもむしろ、生き物の頭部とでも呼んだ方がふさわしい。
年代を追って彼女の作品を見て行くと、2000年の最初のヒマワリ以降、2005年頃まで、ほぼ黒と白のモノクロームあるいはモノクロームに近い画面に、ヒマワリの頭部が比較的写実的に、かつランダムにいくつも描き込んである。
その後、写実的に大きなヒマワリの頭部を描き、その周囲に空間を描き出す。また、このような具象的表現と並んで、同じく大画面に、ヒマワリの頭部を正面から捉え、画面に横溢する円形の広がりとして描く抽象的な表現が生まれる。
芸術における表現は、言葉としてしばしば使われるほどには簡単ではない。何か自分の頭の中にあるものを表現しようと狙っても、人を打つものは出てこない。彼女のヒマワリが現前感を持つのは、彼女がヒマワリとの交感能力を持っているからである。
自分自身も含めたあらゆる生命現象の象徴としてヒマワリを描きたいということ、しかもそれは、今を盛りに咲き誇る生命の姿ではなく、流れ、崩れ、変化する生命の姿として描き出したいという気持ちが、ヒマワリと伊藤自身の間の距離を縮め、ついには同一化を生み出しているのである。つまり伊藤は、ヒマワリを見つめ、ヒマワリを描きながら、その中に自分自身を見ているのである。
伊藤の興味は、ごく最近は、ヒマワリの頭部より分散する種子を、一つ一つ描くことに移っている。生命の伝達、彼女自身は「輪廻転生」という言葉で、新たな興味の方向を言い表している。
そして今季節は巡り、種子の塊は、自然の原理に従って母体を離れ、新しいヒマワリを作るべく大地に分散し始めたのである。

福井県立美術館元館長 芹川貞夫 
2017年発刊伊藤ちづ子画集寄稿文より抜粋



伊藤ちづ子略歴


経歴
1949年2月12日福井県敦賀市に生まれる
1990年10月 新協美術展初入選
2007年10月 新協美術展委員推
2017年3月 伊藤ちづ子画集 発刊

賞歴
2001年 第54回 福井県総合美術展知事賞
2003年 第 1回 命のかたち展最優秀賞
2003年 第17回 美浜美術展入選(2019年迄12回入選)
2005年 第48回 新協美術展新協賞
2006年 第45回 北陸中日美術展佳作賞
2006年 第16回 花の美術大賞展奨励賞
2008年 第47回 北陸中日美術展福井テレビ賞
2015年 第58回 新協美術展東京都知事賞
2023年 第66回 新協美術展東京都議会議長賞
表彰
2005年 福井県文化協議会新人賞
2006年 福井県文化奨励賞
2006年 敦賀市文化奨励賞
2012年 敦賀市文化協会 文化功労賞
2014年 福井県文化協議会地域文化功労賞
2024年 福井県文化功労賞

個展
2016年 福井県立美術館第1展示室(福井市)
2024年 敦賀市プラザ萬像大ホール(敦賀市)その他13回

所属
・ (一社)日本美術家連盟 会員
・ (一社)新協美術会 委員
・ 若狭湾美術作家集団 会員
・ カカ斜展 会員
・ 敦賀美術作家協会 副会長
・ 敦賀高校美術部OB展 代表

審查員
・ (一社)新協美術展
・ 福井県総合美術展
・ 敦賀市総合美術展

講座
2020年~現在まで 福井県立美術館実技講座講師(洋画)

教室
1997年4月~現在まで バーミリオンパステル画会主宰(敦賀)
2021年4月~現在まで 福井ベルカルチャー洋画講師(福井)


きらりアート 展 2024 


「きらりアート展」は福井県在住の障がい者や特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
一般の部の入賞作品を当美術館で展示、紹介いたします。純真でハートフルな表現をお楽しみ下さい。


東極の磁場 in WAKASA 2024


「東極」とは 、日本、朝鮮半島を含む地域が、中国、アジア、ユーラシア、ヨーロッパ等の西側の世界から次々と押し寄せてきた文化を混在させながら融合し、変容させてきた極地の文化圏である。その中でも、極地・日本は、広く世界のさまざまな分野の刺激と影響を大きく受け、それらを柔軟に受容し、独自の新たな発信の主体となってきた。現代に生きて、「東極」の地で制作に取り組む日本を初め東アジアの作家たちが相集い、明日に拓かれる美術を、極を逆転し、西側をはじめ世界に向けて発信する新たな展覧会を開催する。そのような発信の場としては、古代より大陸に開かれた玄関口であった若狭の地・熊川宿で開催される熊川宿若狭芸術祭は、最もふさわしいと考えられる。

長谷光城


長谷光城

1943生  福井県在住 現代美術作家  多摩美術大学絵画科油画専攻卒業
1968 北美文化協会に参加~1977。第5回北美大賞受賞。1975 若美作家集団を結成~1985。
1983 第16回現代日本美術展大賞受賞。
2012 アートドキュメント2012「長谷光城の現在―はざま」展(福井県:金津創作の森)。村松画廊、東京画廊等で個展開催35回、多数のグループ展に出品。子ども美術、障がい者アート支援活動にも取り組む。

福井県の一隅・若狭に住み、豊かな自然と深くかかわりながら、生きることの根源を問い続ける。私の日常的な生活の営みから展開する<ものごと>と<社会>、それらの動と静とも云える<自然>が一体化した地方の実相。その実相は微妙なズレを生じさせながら流動的である。とらえにくい実相を、身のまわりにある多様な素材と一体となって形相化する試みが私の制作。トリアエズ、カタチカする試みを今日も続けている。


丸山常生

1956年東京に生まれる 東京都在住
1982 東京芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻修了 1979年より美術家・パフォーマンスアーティストとして活動開始。近年の発表は以下など。
2022 個展 “At the Stillpoint of the Turning World”  (Art Space Claudia Delank  べルリン ドイツ)
“MILKY WAY” – Art, Time, Space(Muzey savremene umetnosti Vojvodine  ノビサド セルビア)
2023 「東極」の磁場 in WAKASA 2023  (熊川宿若狭美術館 若狭  福井)
2024 個展 閾値 -「サキ」のまにまに  (トキ・アートスペース 東京)

“install-action”という方法は、installationにおける造形的空間とactionとしての身体行為を、一連の作品として統合させた造語である。そこにはモノ(場)とコト(時間)、双方の局面からアプローチできる可能性が開かれている。揺れ動く「今・ここ」を起点とする、存在と消失の間に浮かぶ私たちの「生」、そして構築と崩壊を繰り返す私たちを取り巻く「環境」の様相は、この方法で私なりに再編成できるのではないかと考えている。


中川 猛

1950生 茅ヶ崎市在住 美術家 東京芸術大学大学院絵画科修了
1979 神田駿河台画廊 個展
1987 第6回浜松野外作品展 (静岡)
1993 かわさきIBM市民文化ギャラリー 個展(神奈川)
2017 上海梧桐美術館 個展(中国。上海)
2019 SPCギャラリー 個展 ’19、’21、’22。’23 (東京)

絵画制作から表現活動を続けてきた。その絵画のフレームの内側と、外側の関係に興味を持ったことから、内・外の関係をテーマに、身の回りのごくありふれた素材(合板パネルや、木、銅板、アルミ板、コンクリートなどの素材)を使い、作品空間と、観る側との関係に、視覚の変容を促す表現に取り組んでいる。
TRANS STRUCTUREをはじめ、NEO ZIGGURAT、ANTINOMY(二律背反)をテーマにしたシリーズ作品などを制作している。


范 鐘鳴

1958生 上海在住 美術家 上海師範大学卒業
2020 六人展 離れない–京滬六⼈作品展 兆域空間 北京 中国
2020 グループ展 堺 新華新空間上海 中国
2021 個展 第九回深圳国際芸術博覧会B29 深圳市 ⼴東省 中国
2021 グループ展 ⾮常·異常 時尚⽂化創意センター 寧波市 浙江省 中国
2021 三人展 芸術三昧 妙⼭美術館 湖州市 浙江省 中国
2021 全国作家展 鷹城星光“聚合” 平頂⼭市立美術館 平頂⼭市 河南省 中国

早くも一年過ぎてしまいました。僕が相変わらず美術制作の「旅」が続いています。いつも追っているのは作品の新鮮さです。洗練されたのもではなく、煮詰まったのもでもなく、思考先行したのもでもない新鮮さが欲しい。作りかけのようなものを作りたい、キーワードはランダム、脱構築、無意味、内臓感覚そして自己コピーせずに!


市野泰通

1951年京都生まれ 横浜市在住 美術家 東京藝術大学デザイン専攻卒業
2010 登米アートトリエンナーレ2010、みやぎの明治村、登米
2016 個展 「Landscape/Relationship」、上海梧桐美術館、上海
2020 個展 「Landscape SP–D」、SPCギャラリー (2024 Landscape SP–G)、東京
2023 COSTELLATION 2023展、練馬区立美術館、東京
2024 「東極」の磁場 in WAKASA 2024、熊川宿若狭美術館(2023)、若狭

近年は「すべての出来事は同時進行……」を念頭に、身近な生活環境の中にある素材(座標、重力、地軸、建造物、遺跡、廃材、自然環境等)を手掛かりにして、自身の中で同時進行する複数のアイデアやイメージを一つの作品として表現できないものかと試行している。
今回の重力や位置関係を意識したインスタレーションも、日常と非日常が混在しながら複合的で複層的であることを目指して制作している。


李 海峰

1960生まれ 上海在住 現代美術作家
1991年7月に上海師範大学美術系を卒業。
2022 「各鏡と相望」北京北上北芸術展
2022 「相見相歓」上海現代芸術展
2023 「影像マトリックス」上海李海峰個展
2024 「限界の外」上海滬申画廊芸術展

私は円を使って絵を描いている。2007年から現在にいたるまで、すでに15年にわたっている。それは描画方法であると同時に、一種のシンボルともなっている。円は始まりでもあり、終わりでもある。
また、私の絵は批判的、記録的、そして予見的という特徴を持っている。通常の点、線、面を使った描画法と比べ、円を使った描画法は描かれた対象の形態を正確かつ迅速に表現するのが難しく、円を描く過程で描かれた対象に徐々に近づいていくしかない。


山根秀信

1959生 山口県在住 現代美術作家 東京芸術専門学校(T.S.A)卒業
2023 個展「オブジェ-風景 2023」クリエイティブ・スペース赤れんが(山口)
2017  「ニュー・フラット・フィールド」 デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(東京)
2012 個展「里山の限界芸術Vol.1」山根秀信「風景」展 まつだい「農舞台」ギャラリー(新潟)
2007 ワークショップ「ROUTE102-豆腐を食べて、小径を作ろう-」山口市中心商店街(山口)
2006  「中原中也・詩の情景/絵画の情景 あゝ?-山根秀信」  中原中也記念館(山口)

ありふれた日常の風景は、そこに暮らす私にとって、それがありふれていればありふれている程意識に上らない。そしてそれは対象化されないほど私の在り様を根底で規定している。という考えに至った時から「地」としてあった風景が《つまらないもの》という輪郭線を伴った「図」として顕れてきた。それ以降、風景を題材に《つまらなさ》を作品の主題として、もちろんそれは《つまらなさ》へと向かう視線の変容の試みとして制作を行っている。


臨場 VOL.2 開催中 8/31~9/30

第2回となる熊川宿若狭熊川宿若狭美術館の美術部門として、昨年に続き「臨場」をテーマとしたプロジェクトを展開いたします。
熊川宿若狭美術館において、現代美術作家3名と、障がいのあるアーティスト、指導・支援を兼ねた現代美術作家の5名が、初発プランから制作・完成までを観客とのコミュニケーションを図りながら公開し、完成した作品(記録写真など)を展示するとともに、若狭町立保育園7園の園児たちが造形活動・絵画活動を公開します。
併せて、美術作家の伴走者として、美術評論家が評論の立場から参加し、批評や記録活動などに当たります。
「臨場」は、まさにその場にのぞむことを意味します。現代美術、障がい者アート、幼児の絵画造形活動が、境界を越えてアートとしての翼を大きく広げようとする「生の現場」に是非とも立ち会っていただきたいと願っています。
プロジェクト監修 長谷光城


【 現代美術 】
長谷光城
1943年生まれ。旧満州国出身、福井県在住。多摩美術大学絵画科油画専攻(斉藤義重教室)卒業。個展開催35回、グループ展出品多数。熊川宿若狭美術館長。


【 現代美術 】
堀内悠希
1990年生まれ。奈良県出身、ロンドン在住。東京芸術大学大学院美術研究科専攻油画修士課程修了。2024年十和田市現代美術館サテライト会場Spaceにて個展開催予定。


【 現代美術 】
千原真実
1985年生まれ。熊本県出身、神奈川県在住。東京造形大学造形学部美術学科専攻卒業。2011-13年クラスゲストステューデント(ドイツ)、2021年熊本市現代美術館で個展開催。


【 障がい者アート 】
柴田信宏
1977年生まれ、福井県出身、福井県在住。福井県立盲学校卒業。2024年「まるまるつながるアートてんまる」展出品(福井県立美術館)。


【 現代美術、障がい者アート支援・指導 】
小林雅代
1985年生まれ。兵庫県出身、福井県在住。2007年京都造形芸術大学美術工芸学科陶芸コース卒業。2024年ふくいアートアタック事業で個展(銀座・ギャラリー暁)。


【 評論 】
野田訓生
1962年生まれ。福井県出身、福井県在住。筑波大学大学院芸術研究科修了。金津創作の森美術館館長、福井県文化振興事業団芸術文化アドバイザー、前福井県立美術館副館長。



臨場 VOL.2

プロセス公開とコミュニケーション

8/20 ~ 8/29  開催中

第2回となる熊川宿若狭熊川宿若狭美術館の美術部門として、昨年に続き「臨場」をテーマとしたプロジェクトを展開いたします。
熊川宿若狭美術館において、現代美術作家3名と、障がいのあるアーティスト、指導・支援を兼ねた現代美術作家の5名が、初発プランから制作・完成までを観客とのコミュニケーションを図りながら公開し、完成した作品(記録写真など)を展示するとともに、若狭町立保育園7園の園児たちが造形活動・絵画活動を公開します。
併せて、美術作家の伴走者として、美術評論家が評論の立場から参加し、批評や記録活動などに当たります。
「臨場」は、まさにその場にのぞむことを意味します。現代美術、障がい者アート、幼児の絵画造形活動が、境界を越えてアートとしての翼を大きく広げようとする「生の現場」に是非とも立ち会っていただきたいと願っています。
プロジェクト監修 長谷光城


長谷光城

堀内悠希

千原真実

柴山信宏

小林雅代

野田訓生