info: 第2回 熊川宿若狭芸術祭



熊川宿若狭芸術祭は、美術、音楽分野のアーティスト等を招聘し、滞在するアーティストが地域の歴史・文化をもとにした創造的な表現活動の公開制作などを通じて広く発信するとともに、音楽堂による音楽会等を開催するなど、若狭熊川宿を「アーティストが集うクリエイティブなまち」「世界の文化交流拠点地域」としてアピールし、若狭町への興味・関心を高め、交流人口の拡大を目指して開催いたします。

美術分野では4つの展覧会を開催いたしますが、メインになります「臨場=プロセス公開とコミュニケーション~ 千原真実 堀内悠希 柴山信宏 小林雅代 長谷光城」展、それに続く「臨場・千原真実・堀内悠希・柴山信宏・小林雅代、長谷光城・展」においては、現代美術作家、障がいのあるアーティストが参加しています。これらにあわせて、子ども(幼児)美術においても制作公開=保育公開によって、子ども達の創造性溢れるアート活動に触れていただける機会として開催します。


臨 場 VOL.2

臨場=プロセス公開とコミュニケーション 
千原真実 堀内悠希 柴山信宏 小林雅代 長谷光城

8月20日(火)~8月29日(木) 10:00~16:00  ※最終日14:00
熊川宿若狭美術館


臨場・千原真実・堀内悠希・柴山信宏・小林雅代・長谷光城・展

2024年8月31日(土)~9月30日(月)10:00~16:30  金、土、日、月、祭日開館   
熊川宿若狭美術館

オープニングトーク

2024年8月24日(土) 14:00~16:00   
熊川宿若狭美術館


第2回となる熊川宿若狭熊川宿若狭美術館の美術部門として、昨年に続き「臨場」をテーマとしたプロジェクトを展開いたします。
熊川宿若狭美術館において、現代美術作家3名と、障がいのあるアーティスト、指導・支援を兼ねた現代美術作家の5名が、初発プランから制作・完成までを観客とのコミュニケーションを図りながら公開し、完成した作品(記録写真など)を展示するとともに、若狭町立保育園7園の園児たちが造形活動・絵画活動を公開します。
併せて、美術作家の伴走者として、美術評論家が評論の立場から参加し、批評や記録活動などに当たります。
「臨場」は、まさにその場にのぞむことを意味します。現代美術、障がい者アート、幼児の絵画造形活動が、境界を越えてアートとしての翼を大きく広げようとする「生の現場」に是非とも立ち会っていただきたいと願っています。
プロジェクト監修 長谷光城


<子ども美術制作公開> ~若狭町立保育園

公開日

8月23日(金)午前10時~12時 ののはな保育園  三宅保育所
9月06日(金)午前10時~12時 わかば保育園 とばっ子保育園 
9月13日(金)午前10時~12時 気山保育所 中央保育所 みそみ保育所

熊川宿若狭美術館


「東極」の磁場in WAKASA 2024 

市野泰通 中川猛  長谷光城 范鐘鳴 李海峰 丸山常生 山根秀信 

「東極」とは 、日本、朝鮮半島を含む地域が、中国、アジア、ユーラシア、ヨーロッパ等の西側の世界から次々と押し寄せてきた文化を混在させながら融合し、変容させてきた極地の文化圏である。その中でも、極地・日本は、広く世界のさまざまな分野の刺激と影響を大きく受け、それらを柔軟に受容し、独自の新たな発信の主体となってきた。現代に生きて、「東極」の地で制作に取り組む日本を初め東アジアの作家たちが相集い、明日に拓かれる美術を、極を逆転し、西側をはじめ世界に向けて発信する新たな展覧会を開催する。そのような発信の場としては、古代より大陸に開かれた玄関口であった若狭の地・熊川宿で開催される熊川宿若狭芸術祭は、最もふさわしいと考えられる。

2024年10月5日(土)~11月11日(月)10:00~16:30  金、土、日、月、祭日開館

熊川宿若狭美術館


「近藤薫と仲間たちによるおむすびコンサート」

近藤 薫 (ヴァイオリン) 戸上眞理 (ヴァイオリン) 加藤大輔 (ヴィオラ)  
松谷壮一郎(チェロ) 遠藤柊一郎(コントラバス)徳永雄紀 (ピアノ)

2024年9月23日(月・祝)16時~18時
パレア若狭音楽ホール


ミニコンサート 熊川宿若狭美術館

近藤 薫 (ヴァイオリン) 戸上眞理 (ヴァイオリン) 加藤大輔 (ヴィオラ)  
松谷壮一郎(チェロ) 遠藤柊一郎(コントラバス)

2024年9月23日(月・祝) 11時~11時45分 
熊川宿若狭美術館 



出地瑠以 展

開催期間
7月7日 ~ 8月12日
10:00 ~ 16:30

開催日
月・金・土・日・祝日


出地瑠以
IZUCHI Rui

  • 1983 福井市生 福井市在住
  • 2005 米国オクラホマ州立ノースイースタン大学卒業
  • 2011 東京、ハワイでカメラマンとして活躍 福井にてフリーランスフォトグラファー
  • 2016 個展「ヴェール」 於:FLAT(福井市)
  • 2021 個展「出地瑠以写真展」 於:福井ものづくりキャンパス(福井市)
  • 2023 グループ展「Inter-Action」 於:AmericaBashiGallery(東京 恵比寿)
  • 2023 個展「288」 於:FLAT(福井市)
  • 2024 個展「288 / 野良猫に見られた」 於:NEST(大阪)

information: あとりえ風 展


「あとりえ風」の仲間たちは、余暇活動として月に一度集まり、ゆったりとした時間の中で、自ら描きたい世界を表現しています。
短い時間で一気に描きあげる仲間・・・
粘土や紙でもものづくりに集中する仲間・・・
筆と墨で描く文字を楽しむ仲間・・・
自ら個性を表したい気持ちがいっぱいです。
仲間たちの個性あふれる作品をご覧ください。


あとりえ風

2010年に設立。特別支援学校、特別支援学級などの児童・生徒および卒業生(10代~40代)が集まる絵画グループ。
福井県社会福祉センター内で月1回活動
代表 伊藤敬子  



information: きらりアート展 2023

11/23(木) ⇒ 12/24(日) 
金・土・日・月・祝日 10:00 ~ 16:30


「きらりアート展」は福井県在住の障がい者や特別な支援を要する人や児童たちのアート作品の公募展です。
一般の部の入賞作品を当美術館で展示、紹介いたします。純真でハートフルな表現をお楽しみ下さい。


information: 臨 場

熊川宿若狭芸術祭

Ⅰ 前期 09/28~10/09 連日
Ⅱ 後期 10/13~11/20 金・土・日・月・祝日

Ⅰ 前期
現代美術作家の大山里奈、河口龍夫、長谷光城の3名が、熊川宿若狭美術館に12日間滞在し、観客とコミュニケーションを図りながら、「臨場」をテーマとした新作の構想から制作、完成までを完全公開。評論家の渡部葉子は3人と伴走しながらアートの臨場批評を行う。

Ⅱ 後期
12日間のドキュメントを完成作品とともに構成し展覧会として開催。評論家の野田訓生は全体批評、経過記録、写真記録などに当たり記録集の編集を行う。作家と批評の「臨場」からアートが生まれる瞬間をあなたへと開く2つのプロジェクト