斎藤義重
1960年代から70年代にかけて、最小限に切り詰められた美術:「ミニマリズム」で世界的に現代美術が活性化し、新しい空間が提示されました。絵画でも彫刻でもないレリーフ、中心のない構造、時と時間で作品空間を構築する「時空間の仮設装置:インスタレーション」等で時代を先導し、その晩年まで活躍した重要な先駆者が斎藤義重です。
1960年代から70年代にかけて、最小限に切り詰められた美術:「ミニマリズム」で世界的に現代美術が活性化し、新しい空間が提示されました。絵画でも彫刻でもないレリーフ、中心のない構造、時と時間で作品空間を構築する「時空間の仮設装置:インスタレーション」等で時代を先導し、その晩年まで活躍した重要な先駆者が斎藤義重です。
開館は期間中の金・土・日・月曜日と祝日 10:00~16:00
……戦後、書壇は混沌の中で伝統と旧弊打破との葛藤、離合集散の坩堝……千葉さんは将来を察知し、いち早く宇野雪村の門を叩き、ひたすらに精進を重ねて今日の基底をなした…… 昭和25年後半より30年代……錯綜躍起の中で書の美の追求、現代書発表を核としながらも芸術の本質等、その周辺の禅、茶、絵画、彫刻、工芸の分野に視野を広め連鎖関係を感受して、人と芸術、人間性、思想、主義、情熱等多くの先輩達との交流を深めて常に源流探索に傾注した。中でも曽宮一念への敬慕とその親交はよく知られている。それらが絆となり自らの叡知として自画像、自己浮彫に磐石のオリジナリティを確立…… ……瞬発、簡潔、形象と流動一体化の作風と実験行為は見る、語る、触れ合う人の五感をゆり動かす魅力となって注目されている。( 『千葉半厓作品集』「讃 稲村雲洞」より )
昭和 6年 福井県坂井郡兵庫村(現、坂井市)生まれ
昭和27年 福井大学教育学部卒業 福井県内の公立小、中、高校に教諭として勤務(平成4年退職)
昭和29年 宇野雪村に師事
昭和34年 第8回奎星会展奎星賞 奎星会同人
昭和45年 第22回毎日展審査会員推挙 県書展、県美展審査員
昭和48年 第25回毎日展審査員
昭和52年 敦賀書人会々長
平成 元年 福井奎星会々長
平成 2年 若狭湾美術展企画発起人、若狭湾美術作家集団結成
平成 4年 福井県文化賞
平成12年 福井県書道文化賞
平成25年 文部科学大臣文化地域功労賞
・毎日書道展名誉会員
・全日本書道連盟評議員
・福井奎星会名誉会長
・福井県書作家協会参与
・敦賀書人会名誉会長
・若狭湾美術作家集団代表
・玄々社主宰
福井県敦賀市在住
6人は若狭に暮らし、若狭ものづくり美学舎の「きらりアート部」で制作しています。また6人とも、平成22年から毎年開催されている「障がい者アート 公募 きらりアート展」で大賞などを受賞しています。
1977年……木とロープによる二物との関係と位相の記しを残した造形作品に取り組み、その後、木とロープの関係をより示すために鉄板も用いました。……1978年、丸太を山から切り出し、木そのものを問う作品を制作し、山に帰して展示。自然木の切り出しから朽ちるまでの過程を展示した……
「Trace of Wrapping Iron」シリーズは、それらの作品と同時期に始めたものです。
使った鉄板を外に置いていましたが、その鉄板が錆びていきました。鉄板に興味を失っていたものの、その錆びていく姿に目が向きました。モノが産み出されて朽ちて無くなっていく過程をとどめた作品をつくりたいと思いが強まりました。また、モノが朽ちていく時間への関心もありました。
造形とは形を造ると一般的に思われていますが、形にいたるとも解されます。自然の営みのように、水の流れが長い年月をかけて丸みがかった石を造りだすように、結果としてそのモノの形が造りだされるような制作をしたいとの思いもありました。
綿布を鉄板に巻き野外に置いて……半年間ほど経った時、綿布に鉄錆が浮かんできました。その綿布を広げた平面作品……
今回(2017)の作品は、鉄板に釘など身近にあるものを用いて、「Trace of Wrapping Iron」シリーズを深めたものです。
美術作家・教育者・地域の文化活動リーダーとして長年継続的に多彩に活動中。近年は「若狭美&Bネット」を立ち上げ、多機能教育施設「若狭ものづくり美学舎」、障がい者作品公募「きらりアート展」、「熊川宿若狭美術館」等を開設するほか、若狭町、美浜町の文化政策アドバイザーも。また、幼児の絵画と造形「いのちかがやく子ども美術」、中国上海の美術家や美術館との民間の文化交流等でも、国内外で多方面に活動を展開中。熊川宿若狭美術館館長。
作品は、木・紙・石などで主に自然とヒトの営みの関係、生死や精神性、時空を語る。近作では東日本大震災、津波災害をモチーフにした連作が鮮烈。 福井県若狭町在住。
自然とのかかわりを重視した、自由で豊かな環境の中で「感じる」ことと「表す」ことを絶え間なく繰り返す子どもたちの世界は「アート」そのもので、感覚総体のリアリズムです。その子の「生きている喜びのかけがえのない痕跡」。そんな絵画や造形遊びが生まれる活動の現場を、動画映像で紹介(展示)します。
1960年代から70年代にかけて、最小限に切り詰められた美術:「ミニマリズム」で世界的に現代美術が活性化し、新しい空間が提示されました。絵画でも彫刻でもないレリーフ、中心のない構造、時と時間で作品空間を構築する「時空間の仮設装置:インスタレーション」等で時代を先導し、その晩年まで活躍した重要な先駆者が斎藤義重です。
坪内一真 田中鉄也 中西軍治 田中さかえ 江戸雄飛 武田千香
6人ともに若狭地域に暮らし、若狭ものづくり美学舎きらりアート部で制作しています。また、6人とも平成22年から毎年開催されてきました福井県内唯一の障がい者アート「公募 きらりアート展」で大賞などを受賞しています。
独創性がきらりと光る、混ざり気のないシンプルな表現を十分にお楽しみ下さい。
2011 第2回きらりアート展 きらりアート準大賞
2012 第3回きらりアート展 きらりアート賞
2013 第4回きらりアート展 きらりアート大賞
2014 第5回きらりアート展 きらりアート賞
2015 第6回きらりアート展 審査員特別賞
2016 第7回きらりアート展 きらりアート準大賞
2016 「きらりアート4人展」 光水画廊
2017 第8回きらりアート展 きらりアート賞
2011 第2回きらりアート展 きらりアート賞
2012 第3回きらりアート展 審査員特別賞
2014 第5回きらりアート展 特別賞
2015 第6回きらりアート展 きらりアート準大賞
2016 第7回きらりアート展 きらりアート大賞
2016 「きらりアート4人展」 光水画廊
2017 第8回きらりアート展 きらりアート準大賞
2010 第1回きらりアート展 きらりアート大賞
2011 第2回きらりアート展 きらりアート賞
2012~2014 福井県美術展等に出品
2016 数年間中断していた制作を若狭ものづくり美学舎で再開
2017 第8回きらりアート展 きらりアート大賞
2017 「福井県美展」絵画造形部門 知事賞
2014 第5回きらりアート展 きらりアート賞
2015 第6回きらりアート展 きらりアート賞
2016 第7回きらりアート展 きらりアート賞
2017 第8回きらりアート展 きらりアート賞
2006 「個展」福井新聞社小浜支局ギャラリー
2006 若狭ものづくり美学舎で制作を始める
2010 第1回きらりアート展 きらりアート準大賞
2011 第2回きらりアート展 きらりアート準大賞
2012 第3回きらりアート展 きらりアート大賞
2013 第4回きらりアート展 きらりアート準大賞
2014 第5回きらりアート展 きらりアート賞
2015 第6回きらりアート展 きらりアート大賞
2016 「個展」ぶらっとギャラリー (おおい町名田庄)
2016 第7回きらりアート展 きらりアート準大賞
2016 「きらりアート4人展」 光水画廊
2014 第5回きらりアート展 きらりアート賞
2015 第6回きらりアート展 きらりアート賞
2017 第8回きらりアート展 きらりアート大賞
自然とのかかわりを重視した、自由な豊かな環境の中で、「感じる」ことと「表す」ことを絶え間なく繰り返す子どもたちの世界は「アート」そのもので、感覚総体のリアリズムです。ここに展示した絵は、その子の「生きている喜びのかけがえのない痕跡」です。
熊本県・福井県・鹿児島県・愛媛県・徳島県・岐阜県などの保育園・子ども園の幼児の絵を展示しています。